メルカリ 野菜 果物 違反 トラブル おばあちゃん 販売 出品

メルカリでは食品関係もお取引がたくさんされています。
購入されたことはありますか?
冷凍食品からフルーツや新鮮野菜まで。
ただ違反食品などの出品や鮮度などの問題で購入者とトラブルになりやすいのも事実です。

今回はこれから野菜や果物を出品したい、という方向けに出品方法を解説していきたいと思います。

まず農家さん達がメルカリを通じて野菜を販売する時に突き当たる一番の壁は何だと思いますか?・・・

メルカリを使いこなせない!!

これです。

梱包や配送方法の前にこの点で脱落されている方がかなり多いのではないでしょうか?

ではどうすれば良いのか?

一番良いのは、家族に手伝ってもらうことです。

皆様のお子様やご兄弟などスマホに慣れており、更にメルカリで出品経験などがある方がいればベストです。

実はこれ以外の方法は難しいです。

出品は依頼できないですし、同じ屋根の下に住んでいる方でないと無理ですね。

従って、もしそのような身内がいない場合はあなたが自力で覚えるしかないですね!

スマホが苦手な方やフリマなどが初めての方などいらっしゃるかと思いますが、初めだけ慣れてしまえば、あとは同じ作業が続きますので頑張ってください。

今回出品の際にどこに気を付けなければいけないのかを解説していきたいと思います。

メリット、デメリット共にありますが、それはどのプラットフォームでも同じなので頑張ってくださいね!

まずメルカリでとてもたくさん野菜が売れている理由は何故だと思いますか?

それは第三者を介さず新鮮な野菜を直接購入者にお届けできるからです。

農家さんは収穫後に地元の農協や提携した出荷場に野菜を持って行き翌朝せりにかけられスーパーなどに出荷されます。

そこからお客さんにスーパーや八百屋で購入される流れですが、メルカリの場合は直接お客様に出荷できるので、金額面や新鮮さの点でもメリットは大きいです。

その代わりに梱包などの準備と、お客様との取引対応、収穫の不確定さの戦いとなるわけです。

スマホやパソコンが苦手な農家さんですと、出品でつまずいてしまい、お取引のコメント対応などで時間がかかってしまうなど、

「これなら農協にだしてた方がよっぽど良い」
「余計な手間がかかってしまうだけだ」
「たくさん注文が入らないと儲からない」

などのぼやきが聞こえそうです。
でもおっしゃるとおりなのです。
皆様の現在の状態が大事です。

すでに大量出荷が安定的にできている方は無理におすすめはしません。

このページを読んで頂いているということは、少なくとも野菜の出荷に興味を持って頂いていると思います。

それではどのような方がメルカリ出品に向いているか紹介してきましょう。

【 野菜の栽培を趣味でしている(個人で菜園を借りている) 】

趣味でやられている方は若い方でも多く、メルカリでも販売している方を見かけます。
専門農家ではなく、

「安くても野菜を販売をしてみたい」
「自分の作った野菜を食べてほしい」

という方には特におすすめです。

この様な方は自分のペースで収穫と出荷ができるのと、自分の作った野菜を多くの人にたくさん食べてほしい、と言う方には向いていると思います。

【 野菜の定期購入者を探している 】

あなたの野菜が購入者に喜ばれるとフォロワーがつき、リピート依頼が来ます。

10人、20人と増え毎月あなたの野菜を待っているお客さんが全国にできることも可能です。

これは専門農家さんですが、市場に持っていった後のお客さんの声までは聞けないので、あなたの自慢の野菜の感想をダイレクトに聞ける場所でもあるので、大きな違いがここにあります。

【 通年で野菜収穫量に余裕がある 】

収穫量に余裕があるようでしたら、是非おすすめします。
メルカリは商品が購入されてから出荷準備となります。

購入された時点で、その野菜が収穫できないとなるとキャンセルしなければいけないですし、無駄足となってしまいます。

収穫量に余裕があれば、当日又は翌日に出荷準備ができ新鮮な野菜を届けることが できるので、お客様の顧客満足度もあがります。
あとリピーターさんには野菜を少しおまけしてあげたり、手紙を入れてあげるなど工夫をすると満足度は更に上がってくると思います。

そうすると定期的なお客様ができて、出品者側もお取引に心の余裕がでてきます。

【 季節物の野菜を収穫できる 】

季節の野菜はそのシーズンしか収穫できないので、注目度も需要も高くよく売れます。
春夏秋冬でご自慢の野菜があるようでしたら、高額で取引きできるチャンスです。

そのチャンスを逃さないように準備を始めてくださいね!

改めてですが、いずれにしても大前提としてスマホをまず持っており、それなりに管理出来る人、1日の中で何回かチェックする人がいないと正直難しいので、その環境が作れない方にはあまりおすすめできません。

畑や山に出ると、朝から夕方まで携帯見ないのは普通だと思いますし、購入やコメント対応は1日中来る可能性があるので、家族の方に手伝ってもらうのが一番理想ですね。

ここからはそれでもメルカリやってみる!という方だけへの解説となります。

上記の条件をクリアできている方は参考にしてみてください。

【準備すること】 出品できる(収穫できる)野菜のチェック

あなたが現在、明日にも出荷できる野菜があるかチェックしてください。
順番は出品して売れたら発送準備となりますので、まずは出荷前の写真を撮影しなければいけません。
どのくらいの量をいくらで出品するのかが大事になります。
以下、確認が必要な点です。

出荷量
値段設定
梱包材
出荷タイミング
発送場所

まず配送の流れから確認したほうがよいです。

お客様は、できるだけ新鮮な野菜を届けて欲しいと思っています。

当日収穫の当日お届けが一番理想ですが、収穫して当日届ける為には午前中の早い段階で収穫し速達配送しなければいけません。

あまり現実的ではない気がします。

そしてらくらくメルカリ便を使用しコンビニ手続きにした場合も翌日にドライバーが回収に来て配送がまた1日送れる可能性があります。
理想はヤマト運輸営業所に直接持ち込むことです。

全国で営業時間が異なる可能性がありますが、18時(日曜日は17時)までは営業していますので、ヤマト運輸に持込み発送手続きします。

そうすると、夜間配達がありますのでそのまま全国に配送してくれますので、翌日に届けることができます。

少なくとも受付当日の夜間に配送され距離を稼げることを考えますと、この発送方法が最もベストかと思います。

夕方までに営業所に持込めば良いので、梱包準備もしっかりできます。

最寄りのヤマト営業所を検索して一度下見に行ってみることをおすすめします。

次に梱包サイズです。

この配送方法はらくらくメルカリ便ではなくヤマトに直接依頼するので、送料が少しあがります。
意外に高いです。
クール便で発送すると大きさによっては2000円近くかかりますので、送料込の場合は計算方法に気をつけてください。

できれば発送可能エリアを限定してしまった方が無難です。

例えばあなたが東京に住んでいた場合、東北圏~中部四国圏までは翌日配送ができ、九州、北海道は2日かかってしまうとしたら、そのエリアの発送はしない方が良いと思います。

出品者の任意となりますが、鮮度の問題や、送料変更による出品商品の金額変更など少し手間が増えてしまいます。
「鮮度の良い野菜をお届けしたいため、ご購入者様はお届け場所を東北~中部四国圏までに限定させて頂きますのでご了承ください」

このような文言を商品コメントに記載して頂ければ大丈夫かと思います。

次は梱包材と梱包方法です。

ダンボールはス-パ-などでもらえたりしますし、ホームセンターなどにも売っています。
あまりコストをかけないようにするのがおすすめですが、衛生面を考えて綺麗な状態のダンボールを選んでくださいね。

60サイズ(2kgまで)
80サイズ(5kgまで)
100サイズ(10kgまで)
120サイズ(15kgまで)
140サイズ(20kgまで)
160サイズ(25kgまで)


どのサイズに合わせ発送するかで送料も変わりますので計算が必要です。

気をつけて欲しいのがダンボールの重さも加味して、規定重量以下の重さに設定してください。

ヤマトに持ち込む時に重量を計測されますので、少し重量オーバーしていると次のサイズの送料を請求してくる受付の方もいます。

優しい方は見逃してくれますが100円損してしまう可能性もありますので、、。

例えば2kgで販売した場合、お客さんが内容量が2kgだと思っている方もいますのでトラブルが起きないように、

「2kgは内容量とダンボールを含む梱包材を合わせた重さです。」

と一言記載しておくのもトラブル未然防止策です。

ちょっとしたコツですが、

2kgの次が5kgなので、例えば梱包材の重さも考えて余裕をもって

3kgや4kgで販売すれば内容量がぴったりでも問題ありませんので、出品する際はきをつけてくださいね!

そして野菜や果物で最も多いトラブルは梱包状態です。

「中で身がつぶれていました」
「散らばっていました 」
「果汁が流れ出し、ダンボールがぐちゃぐちゃになっていました」
「腐っていました。がっかりです。 」

など、トラブルが現在でも絶えません。

あなたがお皿やガラスコップを出荷するとき、裸で梱包して発送するでしょうか?

野菜や果物も同じだと思ってください。

下や横にはクッション材を敷いて、動かないように緩衝材を入れたり水分が出るときの対策としてキッチンペーパーを敷いたり工夫してください。

誰だって野菜や果物が潰れていたりしたら嫌ですよね!

そりゃ悪い評価をつけたくもなりますし、もう二度とその出品者から購入することもないでしょう。

評価を見ていると、野菜や果物の出品者は「普通」や「悪い」評価を受けている方が比較的多いですね!

そのコメントを見ていると、やはり受け取った時の状態が悪く評価を下げられている人が多いです。

想像していたものより小さかった、なんてコメントもありますので、写真撮影時に参考になるものを一緒に撮影して平均的なサイズの野菜とともに撮影してください。

出品方法の詳細はこれまで解説してきた過去の内容がかなり使えると思いますので、参考に見ていってください。
これまで解説してきたやり方は、らくらくメルカリ便を使用しない方法ですので、お客様と発送日や到着日の確認をして、しっかりと到着便に受け取ってもらうようにお願いしてください。

このやりとりも非常に大事です。

生ものの場合クール便でなければ腐り方も早いので、一度で受け取ってもらいましょう

ちなみにヤマトさんはお客様が不在だった場合最寄りの営業所に持って帰りますが、倉庫に保管するだけで冷蔵保存などはしません。

クール便依頼で不在だったときは、営業所で冷蔵保管されます。
クール便ではない場合は少しでも早く受け取ってもらわなければ鮮度の保証ができなくなりますのでご注意ください。

さて、最寄りの営業所に持込んだら重量を計測され、手続きするのですがスマホが必要ですのでスマホを必ず持って行ってください。メルカリのアプリを開きお客様の取引キッページまで開いておくと良いと思います。

ヤマトにあるタブレットで操作するのですが、QRを読み込み手続きします。

1番はじめの時はヤマトの受付の方が教えてくれますので、一言「メルカリの発送ですがはじめてなので教えてください」と言えば大丈夫です。

受付が終わったら伝票が渡されますので、その追跡番号をお客様に送り、発送通知をおしてください。

【まとめ】

野菜、果物は鮮度が何より大事なのでスピード勝負となります。
少し気を遣う使う部分が多いですが、慣れてしまえば大丈夫ですよ。
味を気に入ってもらえたらリピーターさんがついて、常連さんへの発送が楽しくなってきます。
手紙なども書いてあげると更に良いでしょうね!
もしあなたのご両親や兄弟、おじいちゃん、おばあちゃんが農家をしていましたら、是非メルカリでのお取引きもトライしてみてくださいね!!
応援しています。