前回はメルカリの商品ページのタイトルに対して解説しました。
今回は出品ページのメインとなる商品コメント欄の書き方についてお伝えできればと思います。
商品を購入する際に購入者が必ず確認すると言って良い場所が商品コメント欄です。
さて、どのような書き方が最善なのでしょうか？
ゴールは自分の商品を購入して頂くことです。
何故しっかりと商品コメント欄を記載する必要があると思いますか？
それは購入率も上がる事はもちろんのこと、即購入率も上がります。
購入者は必要な情報が手に入れば、あとは金額との勝負になるからです。
情報が少ないと結局購入者から不明な部分を質問されて、その質問に答えなければいけませんので二度手間となります。
説明がとても少ない人や、自分のこだわりの書き方をしている人がいますが、それは多くの購入者を逃している可能性があります。
独自ルールやこだわりよりも相手が求める必要な情報を記載して下さい。
購入者が欲しい商品を探している時に、コメント欄で知りたい情報とは何でしょうか？
・商品の状態
・いつ購入したか？（賞味期限やラベル、証拠となるレシート）
・サイズ 大きさ 重さ
・商品の特徴
・定価
・いつ発送？いつ届くか？
・サービス（値引き・おまけ）は？
上記のような情報があると購入者は商品についてかなり把握できると思います。
では一つずつ見て行きましょう！
【商品コメントの作り方① ～商品の状態～】
商品の状態は購入する際に最も購入者が知りたいポイントでしょう。
①壊れていないか？
②汚れなどないか？
③どのくらい使用したのか？
よく購入者からの質問コメントで見られるのが、
「写真は綺麗に見えますが汚れなどありませんか？」
「この商品はどのくらい使用していましたか？」
商品の状態は、出品する際に必須でステータスを選択しなければいけません。
・新品、未使用
・未使用に近い
・目立った傷や汚れなし
・やや傷や汚れあり
・傷や汚れあり
・全体的に状態が悪い
新品・未使用の商品であればこのような質問は減りますが、基本的に「目立った傷や汚れ無し」のステータス以下の商品であれば、その状態の補足を商品コメント欄に確実に記載した方が良いです。
特に「やや傷や汚れあり」「傷や汚れあり」に該当する場合は、しっかりとその状態を記載して下さい。
【参考例】
「右袖の分部に若干のシミがあり、片口にほつれがあります」
のようにできるだけ詳細に書いた方が良いです。
可能であればその汚れの分部を写真で掲載した方が、後のトラブルを防ぐことができます。
【商品コメントの作り方② ～いつ購入したか～】
商品によっても異なりますが、例えば
洋服の場合⇒購入日（しっかりと覚えていなければ○年前に購入）
製品の場合⇒購入日（レシート）
食品の場合⇒商品ラベル、賞味期限
がしっかり記載されていると、説得力があります。
電化製品の場合などは、バッテリーなどの消耗品の交換などを心配される購入者が多いので、保証期間があるかどうかなども含めてレシートや保証書を同封すると言った対処をするとより親切かと思います。
～ワンポイントアドバイス～
レシートや保証書は購入店舗や購入者名などは付箋で隠し、個人情報は消してください。
その保証書のコピーを同封して購入者に送るのが良いかと思います。
私も実際経験しましたが、電化製品の場合は保証期間がまだ残っているとしても、親族以外の第三者に譲渡された時点で保証対象外になる製品も多いです。
これは購入した店舗やメーカーにより規約が異なりますので、購入店舗に確認するのが一番良いかもしれません。
私もデジタルカメラをメルカリで売却しましたが、お客様から
「保証期間は残っていますか？」と聞かれましたので、購入店舗に確認しました。
親族以外の第三者に譲渡する場合は保証が効かなくなる、と言う返事がきましたので、それを質問者に返答したら理解して頂き購入して頂いた経緯があります。
安易に保証期間があると答えてしまうとそれもトラブルが生まれる元ですのでご注意ください。
【商品コメントの作り方③ ～サイズ 大きさ 重さ～】
これも非常に大事です。
特に洋服の場合は必ず記載した方が良いです。
「思ったより小さかった」
「大きすぎてぶかぶかです」
「サイズが合わないので返却したいです」
このような評価コメントも多数見られます。
せっかくのお取引きも気持ちの良い物では無くなってしまいますよね。。
それならば、最初から記載してあれば、後でトラブルにはなりにくいです。
【メンズ/Lサイズ/ネイビー】
身長：172cm～178cm
チェスト：93cm～99cm
ウエスト：79cm～85cm
着丈：67cm
身幅：52cm
袖丈：76cm
ポリエステル100％
洋服の場合ですが、上記のように記載し更に自分の身長や体重を伝えてあげるとより親切です。
「私が175mで65kgの中肉中背ですが、ゆったり目に着ていました」
「私が175mで65kgの中肉中背ですが、ちょうどぴったりでしたので、同サイズでも筋肉質な方ですと多少きついかもしれません。」のように記載をしてあげると、購入者の方がサイズのイメージをしやすくなります。
【商品コメントの作り方④ ～定価・発送日・サービス・販売理由～】
商品コメントの作り方③までがしっかりと記載されていれば、かなり具体的に商品が説明できていると思います。
ここからは更に味付けしていく段階です。
購入率をどんどん上げて行く方法となります。
まず出品する商品の定価ですが、記載してあった方が丁寧で親切です。
購入者は他の出品者や他サイトでもかなり比較している可能性がありますので、本当の定価を記載してくださいね。嘘はすぐばれてしまいます。
定価がわからない方は品番や製造番号など型番をネットで調べれば、だいたい検索できるはずです。
定価に対しての値段設定などは、第一回の記事を参考にして頂けると幸いです。
発送日やいつ届けられるかも非常に大事になってきます。
気長に待って頂ける方も勿論いますが、反対にせっかちですぐ欲しい方も多くいらっしゃいますので、トラブルを減らす方法は早く発送することです。
「本商品は午前中にご購入頂ければ、購入日の夜には発送致します」
のように記載すると決定率は更に上がります。
メルカリの公式でも
「1～2日発送にすると、他の設定よりも平均40時間以上早く売れます」
と記載していますね。
ただ、お仕事や出張などある場合は気をつけて下さいね！
約束した発送日迄に発送できない方がトラブルの元なので確実に発送できる日程で設定してください。
最後に極め付けはサービス（値引き）でしょう！
サービス（値引き）は、何かお得に物をサービスするか、いくらか値引きしてあげる形が良いかと思います。無理にとは言いませんが、
「2個まとめ買いで100円引き致します。」
「○○日までにご購入で200円値引き致します。」
のような形で限定か個数での条件割引が良いと思います。
よく「値引きの相談可能です」「お値引き交渉の際は一声コメント下さい」
のようなメッセージを目にすることもありますが、これは受け身になってしまいますし、私からすれば「最初から最終販売金額を提示してくれよ。」と思ってしまいますね。
メルカリを始めたばかりの方はけっこう値引きしてしまいがちです。
評価がたまるまではあまり強要しませんが、安売りする必要もありませんので気をつけて下さいね。
～まとめ～
今回は商品コメントの作り方についてのテクニックを勉強しました。
商品コメントはその商品をプレゼンテーションできる唯一の場所です。
あなたが出品する商品には、ほとんどと言って良いほど競合がいます。
そのライバルがどのようにコメントを記載しているかもチェックしていくと良いです。
中には完全に他者の商品コメントをコピペしている方もいらっしゃいますが、全く同じ状態の商品は新品以外は少ないので、自分の商品を自分なりにしっかりと記載した方が良いですよ。
商品コメントに記載できる1000文字をしっかりと活用して他の方と商品に差をどんどんつけて行きましょう！
さて、次回はとても重要なプロフィールの作り方に関して解説していきたいと思います。
プロフィールを見ない購入者も勿論いますが、金額が高ければ高いほど、お取り引き相手を慎重に見定めていますので、しっかりと記載しておくに越したことはないです。
出来る限りの対策をしていきましょう！
