【メルカリコミュニケーション術】自分の身は自分で守れ!トラブルを未然に防ぐ護身術

前回はメルカリのプロフィールの書き方に対して解説しました。
今回はメルカリで購入者と上手にコミュニケーションしていく方法を解説していきます。
実際によくあるお問い合わせのコメントなどを例に挙げていきます。
お取り引きをする上で購入者とのコミュニケーションはかかせません。
どう質問に答えればスムーズに効率よくお取り引きが進んで行くでしょうか?

購入者からの質問に対する返信で心掛けてほしいことは、

・礼儀良く対応
・相手の意図を読み端的に
・可能性があることは補足する

この3点を心掛けて下さい。
前回のプロフィールでも話しましたがメルカリショップはあなたがお店の店長であり、他に従業員はいません。
あなたがショップの窓口であり、あなた次第でショップの印象もフォロワーさんがつくかも決まります。
それでは順番に解説していきます。

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メルカリ購入者とのコミュニケーション術
~礼儀良く対応~

「コメントをくれた」と言う時点で、お客さんがメルカリ内の検索からヒットして、あなたのお店に辿り着き商品を見て、気になり購入するかどうか迷い、最後にお客さんが気になっている部分を補足で聞きたい、と言う状態です。
これって実はすごいことなんです。
毎日10万品以上が新しく出品されているメルカリの中で、あなたのショップにある人が辿り着き商品にコメントをしている、と言う事実とありがたさをまずは認識して下さい。

【購入者がコメントするまでに流れ】
1.メルカリ内商品検索
2.目的商品比較
3.あなたの商品発見
4.商品コメント、プロフ、評価確認
5.気になっている、購入するか迷っている
6.補足で聞きたいことがある
7.商品ページにコメントする

お客さんは上記の段取りを踏んで質問してきています。
すごい確率の出会いですよね。
たかが質問、されど質問です。
まずは相手に感謝の言葉を伝えて下さい。

「おはようございます、メッセージありがとうございます。」
「こんにちは、コメントありがとうございます。」
「こんばんは、ご丁寧にコメありがとうございます。」

上記の様にシンプルで大丈夫です。
お客さんが望んでいるのは質問の答えですし簡単で良いです。

購入者とのコミュニケーション術
~相手の意図を読み端的に~

さあここからですが、そんなお客さんが質問してきてくれたコメントに対しあなたはどんな返信をしますか?
短いコメントでも相手の意図を読み、端的に返答することが必要です。
時にはこちらから質問して納得するまで会話のキャッチボールをするのも良いでしょう!
質問内容によるかもしれませんが、一番多いのは値引きできるかどうか?
だと思います。

「もう少し安くできませんか?」
「値引きできれば購入します」
「あと500円安くして頂ければ即決します」


などの質問が多く来ますよね!
前回の「賢いプロフィールの書き方③~サービス、値引きについて~」
でご説明しましたが、あなたのショップのサービスについてプロフィールに記載してあったとして、そのサービスの適応に対するコメントでしたら、その通りに値引き対応してあげてください。
このような質問に対してはそれほど困らないかと思います。
プロフィールに書いてあるだけでも値引きコメントは少し減りますよ!
是非試してみてください。

今回は明確に記載しておらず、その販売商品を現在の価格で販売したい時の対応です。
この場合はある程度のコメント技術が必要になってきます。
まず販売価格が3000円であなたが出品しているとして、先ほどのようなコメントが来たらどう対応すれば良いでしょうか?

「もう少し安くできませんか?」

この質問は曖昧ですが非常に多い質問です。
まず「もう少し」とはどのくらいでしょうか?
購入者によっては100円かもしれませんし、500円かもしれませんし、それはこちら側からは相手の本当の真意はわかりません。
もしかしたら購入者が思っている以上に安くしてしまうかもしれません。
よくこういう時に販売者がしがちなのが、
「300円ならお値引き可能です。金額変更しておきますので良かったら購入お願いします。」
このようなコメントは本当に良く見ます。
決してこの対応を否定しているわけではないです。
あなたも納得がいき相手がその条件で購入してくれるならばそれで取引が成立です。
否定はしませんが、損をしている可能性はありますよね。

この様な場合は再度こちらから聞き直してみて下さい。

「もう少しとはおいくらぐらいの値引きのことでしょうか?」
「おいくらぐらいでご購入希望ですか?」
「おいくらの値引きをご要望でしょうか?」


このように返答してみて下さい。
そうすると明確な金額の返答が来るので、そこからまた考えれば大丈夫です。
値引きが少ないなら考える、大きいなら断る、と言う決断ができるわけです。
無駄な値引きはせずに済みますし、中には返答が来ない人もいます。
返答が来ない人は最初のように先に値引きをしてしまっても購入しない方が多いです。
まずはどのような返答が返ってくるかを確認した方が安全です。

あと補足ですが、プロフィールや商品コメント等に値引きのことが記載していないのならば、
「基本的には値引きしていないのですが・・」
と言う文言をつけても良いかもしれません。
購入者はこのコメントがあることによって、値引きしない人が値引きを少し検討してくれている、少しなら値引き大丈夫かな?
と言う心理になりますので、販売金額が安ければ安いほど、過剰な値引き交渉はしてこない傾向になります。

~まとめ~
今回は相手のコメントから最善の返信をするテクニックをお伝えしました。
お店を守れるのはあなたしかいませんので、過剰な値引きなどしなくても大丈夫ですよ!
購入者の方には感謝をしなければいけませんが、個人間のやりとりなので、あなたが無理して譲り過ぎることもないんです。
ただトラブルは起きてほしくない、そのための護身術です。
このテクニックは日常でもそうですよね、会話の中からトラブルはおきやすいので、コメント対応にも気をつけていってください。
「賢く効率よくお得に♪」これを目指して更に勉強していきましょう!
次回もこのコメント対応についての解説の続きをします。
次回は商品の状態に対してのコメント対応や、更なるテクニックをお伝えしていきます。
お楽しみに♪