世界の偉人達の格言シリーズ ~仕事について~

ヴォルテール
勤勉は、退屈、不品行、貧窮の三悪を寄せ付けず

トーマス・エディソン
私は一日たりと、いわゆる労働などしたことがない。
何をやっても楽しくてたまらないから。

ジャン・カルロ・メノッティ
あまり過去が見えすぎると人生が地獄になる。
今少し努力すればあの仕事が達成できたのに
ああ、折角の機会をむざむざ逃してしまった。
やればやれたのに結局あの仕事をやらなかった・・
「もはや手遅れだ」
私に言わせれば、これがつまり地獄なのだ。

ドワイト・アイゼンハウアー
人生は、もっと良い世界を切り開こうと努力する場合に、
初めて生き甲斐あるものとなる。
将来に全く不安がなくなれば、誰一人として努力しなくなり、
人類は絶滅してしまうだろう。

デール・カーネギー
ものの見方を改めれば、どんな仕事でも楽しくなる。
仕事に興味を持てば、会社の利益が上がって上役が喜ぶ。
それはさておき、実益の点から考えても、仕事に興味を持つと
人生の楽しみが2倍になる。
起きている時間の約半分は仕事をしているのだから、
仕事が楽しくなければ、人生は不幸になる。
仕事が面白くなれば悩みは忘れるし、いつの日かは
昇進や昇給も実現するかもしれない。
少なくとも、疲労は最低限度におさえられるし、
余暇がずっと楽しく過ごせる。

ヘレン・ケラー
どこに目を向けても、どんな時代や歴史を取り上げても、
建造物をつくり、新しいものを発明し、未開の世界を文明化する
「人間の手」があります。
「手」は人間の仕事の力強さと素晴らしさの象徴です。
木を削ったり、鋸で引いたり、刻み付けたりして、
さまざまの製品を作り上げる機械工のたくましい手は、
野の花を描いたり、美しい壺を作り出したりする芸術家の
華奢な手に比べても、世の中に役立つ点では決してひけを取りません。
何と「手」は素晴らしいのでしょう!
仕事する「手」を褒めたたえましょう。

ヘンリー・ウォード・ビーチャー
神が海綿とカキ貝を創った時、海綿は岩の上に住まわせ、
カキ貝は泥の中に住まわせた。
しかし人間を創った時には、怠惰な海綿やカキ貝のように扱わなかった。
次いで、それぞれの器官に働き場を与え、人間に向かって命じた。
「生きて働け!」

ラルフ・バートン・ペリー
自由な体以外に何も持たぬ者は、想像もつかぬほどの退屈に襲われる。

カルヴィン・クーリッジ
全て成長には活動が必要である。
努力しなければ肉体も精神も成長しない。
努力とは仕事に精を出すことだ。
仕事はありがたい。
仕事が立派にやれなければ知性もある人間になれないし、
一人前にもなれない。
その国の文明の発展は、国民がめいめい立派に仕事を
果たせるかどうかにかかっているとさえ言えるのだ。

カーリル・ギブラン
仕事を愛する気になれず、嫌でたまらないなら、
仕事なんかやめて、寺の門前へ座って、
仕事が好きな者の施しでも受けるがよい。

デール・カーネギー
大仕事を先にやることだ。
小仕事はひとりでに片が付く。

チャールズ・エヴァンス・ヒューズ
働きすぎる人間など見たことがない。
うんと働け、長時間働け、というのが私の信念だ。
人間は過労が原因で死にはしない。
浪費と悩みが原因で死ぬのだ。

デール・カーネギー
仕事が面白い「ふり」をすると、
それだけで仕事が本当に面白くなるから妙だ。
疲れをあまり感じなくなるし、緊張も解け、心配も和らぐ。

ジョン・D・ロックフェラー
金持ちになりたい一心から出発しても成功しない。
志はもっと大きく持つべきだ。
ビジネスで成功する秘訣はごく平凡である。
日々の仕事を滞りなく成し遂げ、私がいつも口を酸っぱくして
言っている「商売の法則」をよく守り、頭をいつもはっきりさせておけば、
成功は間違いなしである。

デール・カーネギー
精を出して脇目もふらずに働く。
これがこの世でもっとも安価な、そして最上の健康薬である。

グレアム・ベル
どんな仕事をやらたいか自分で見出して、ただ一心に打ち込むことだ。
人より一歩先んじたければ、自分の将来の方針は自分で決めるべきだ。
自分に本当に向いた、本当に心から打ち込める仕事から、働く意欲と励みを
見出して、成功への道を踏み出すことだ。

ウィリアム・ライアン・フェルブス
人生で成功者になるための主な条件は、
仕事に対して日々に興味を新たにできること、
仕事に絶えず心を打ち込めること、毎日を無意味に
過ごさないことである。

セオドア・ルーズヴェルト
働き甲斐のある仕事に精を出している人々を見ると、
私は立派だと思う。
だが、社会的地位がどんなに良かろうと悪かろうと、
精を出して働かない連中には実に哀れなものだ。

エマーソン
こうして庭で鍬を振るって畑を耕していると、
気分がすっかりさわやかになり、体の長も良くなるので、
自分でやるべき仕事を今まで人任せにしていたのは、
何と愚かだったのだろうと、はっと気づくのである。

ジョン・ラスキン
その人に適した仕事についていると、
ちょうど実り多き果樹から美しい花が咲き出るように、
仕事の中から楽しみが咲き出てくる。
心から人に手を差し伸べる、思いやりのある人間になれば、
感情全体がいつも落ち着いて興味が出るとともに、
ちょう心臓の鼓動が身体に絶えず活力を与えるように、
その人の魂を生き生きとさせる。

セオドア・マーティン
勤勉は、まさに若返りの妙楽である。
もっとも忙しい人間がもっとも幸福なのはそのためだ。
どんな職業の場合でも、一人前になるにはただ精を出して
働き続ける以外にない。
「これで完全だ」と決して思いこんではいけない。
何年苦労しようと、「完全だ」と思い込んだら最後、堕落が始まる。

エマーソン
仕事がすらすらと達成できた時、言い換えればうまい方法が見つかった時、
「仕事はこうすればうまくできる」ということが一段と呑み込めたとき、
それは帽子に上衣、食物に酒、火に馬、健康に休日がそろったようなものだ。
少なくとも私の場合、仕事がうまくいくと、こんなイメージが魂に浮かぶのである。

デール・カーネギー
もし人生に退屈しているなら、何か心からやり甲斐があると信じている仕事に没頭することだ。
「この仕事こそ生き甲斐だ、死んでも悔いはない」という気持ちで働けば、
夢のように幸福な人生が訪れる。

デール・カーネギー
一見大したことのない仕事でも、思い切って全力を注ぐことだ。
仕事を一つ征服するごとに実力が増していく。
小さい仕事を立派に果たせるようになれば、大仕事の方はひとりでに片が付く。

デーヴィッド・グレーソン
幸福とは、たいていの場合、勤勉の報酬であることがやっとわかった。
美しいことを頭で考えたり、心に浮かべたりするだけで幸福になれると思ったら、
大間違いだ。
それなら「美」を食べてみるが良い!
幸福の女神はちょっとやそっとのことでは訪れない。
彼女に気に入れられようと思えば、働くことだ。
自分を顧みないで人のために尽くすことだ。
一生懸命にに体を働かせることは、実に素晴らしい。
もう何も考えなくなる。
私はしばしば黙々として長時間作業することがある。
頭に浮かぶのは、ただ仕事を一心に続けることばかり。
鍬を振り下ろす、地面から持ち上げる、頭の上に
ふりかさず、そしてまた振り下ろす。
それでも時折、たいていの場合、まだ疲れを知らぬ午前中だが
突然世界が私の周囲にぱっと開いたような気持になることがある。
その美しさ、その意味を感じ取っていると、何とも言えない幸福感が、しみじみと沸き起こってくる。
真の満足とはこういう状態を指すのだろう。

ウィリアム・ジェームズ
習った頃を一生忘れない人間は、仕事を必ずやり遂げ、
一生向上を続ける。
一方他の連中は、むかし習ったことを学び直すのに一生の大半を費やすし、どうにかこうにか面目を保っている。

ウィリアム・ジェームズ
若者は自分の受ける教育の結果をあれこれと思い悩んではならない。
もし毎時間を真剣な気持ちで勉強するならば、あとは成り行きに任せておいても安心である。
どんな学問分野を学ぼうと、ひたすらに努力を続ければ、いつかは同世代の優れた代表者として勝利感にひたれる輝かしい朝が来る。

デール・カーネギー
ほとんどの気の遠くなるほどの多くの悩みや、隠れた緊張の数々は、何百万人もの人々が、自分に向いた。
心から打ち込んで実力を発揮できる仕事が見いだせず、
それどころか嫌いな仕事で生活の糧を得ていることに起因している。

エマーソン
仕事をすれば必ず報酬がある。
上品な仕事だろうと粗野な仕事だろうと、とうもろこしを
畑にまく仕事だろうと叙情詩を書く仕事だろうと、自分で選んだ正業である限り、その仕事に従事する者の考え方や幸福感に必ずなんらかの報酬を与える。
何度敗れても人間は最後に必ず勝つ。
仕事の成功に対する報酬は、その仕事を成し遂げた、ということだ。

デール・カーネギー
あなたは一番好きな仕事をやっているだろうか?
もしやっていなければ、今すぐ手を打つことだ。
自分の仕事が好きでなければ、本当に成功は望めない。
多くの成功者は何度も他の仕事で失敗を重ねて、やっと自分のやりたい仕事を見出している。

トーマス・エディソン
私はどんな目にあっても決して落胆しない。
価値ある仕事をやり遂げるための必須条件は三つある。
第一に勤勉、第二に頑張り、第三に常識である。

チャールズ・キングズリ
毎朝床から起きたら、たとえ好きだろうと嫌いだろうと、何か一つやるべき仕事があることを神に感謝しよう。
何が何でも働き、何が何でもベストを尽くせば、やがては節制、自制心、勤勉、強固な意志、満足感といった、怠け者には想像もつかないような、諸々の美徳が備わるようになる。

ハロルド・W・ドッズ
もし勤労を、
頭の古い清教徒どもが押し付けた、抹香臭い義務だと
考えるなら、大きな心得違いだ。
日々の人生を有意義に暮らしたいと願う人間の心が、勤労へ向かわせるのだ。

デール・カーネギー
悲しみや不幸や災難にあって、身も心も荒れ果てているときは、何か作業を見つけて、頭も手足も休ませずに一心に打ち込むことだ。この方法は、他のどんな方法よりも気分を晴れやかにする効果がある。
私が自分で何度も試してみたのだから、間違いはない。

フェレンク・モルソナール
勤勉は最良の名薬
ちょうど今から五十年前に父が語って聞かせたこの言葉は、
それ以来ずっと私の座右の銘となっている。
父は医者だった。当時、ブタペスト大学で法律学を学び始めたばかりの私は、運悪く試験の一つに落ち、恥ずかしさのあまり、ついこんな時の一番の慰めになる「酒」に手をつけた。
正確に言えばアプリコット・ブランディーである。
そこへ思いがけず父が訪れた。さすが名医である。
一瞬のうちに私の悩みと、棚に隠した酒の瓶を見つけてしまった。
私な現実逃避に追い込まれた理由を告白した。
愛すべき老人はたちどころに一服の名薬を調合した。
酒、睡眠薬、その他どんな名薬にしろ、そんなもので本当に現実から逃避できるものではない。
悲しみを癒す薬はこの世にたった一つしかない。
しかもそれは一番よく効いて一番安全な薬だ。
それは「勤勉」という薬だ。
父の言った通りだった。
最初のうちはちょっとこの薬には慣れにくいかもしれないが、遅かれ早かれ人間は勤勉になる。
勤勉は一種の麻薬である。習慣になる。
一旦習慣化したら、もはや抜け出せなくなる。
私な勤勉を愛する習慣から、五十年間抜け出すことができなかった。

ジョン・ラスキン
この世の全ての人間が働くことは神の御心である。
だがそれと同時に、働けば誰でも幸福になれるということも、明らかに神の御心である。

世界の偉人達の格言シリーズ 2 ~仕事について~